週末は芸術活動!
(になりましたが本当はPCの買い替えでビックカメラに行ったついでに、気になってた映画を思い出したのだった)。
新宿武蔵野館にて
The White Crow
伝説のダンサー


ルドルフ・ヌレエフというロシアダンサーの話。
1961年に亡命し、かなり話題になった(らしい、というのも生まれる前なので知らないけど、相当盛り上がったとか?)
昔の人のテクニックとかは、今に比べると若干下がるんだが、ヌレエフはそれを感じないぐらいすごい。
こんな映像もありますよ。
マーゴット・フォンティンとのパートナーはまたまた彼を有名にさせましたねぇ。
で、映画編。
(若干ネタバレますが、個人感想を挟んでます)
ストーリーは生まれてから亡命までを織り込んであり、フランス公演かと思ったら学校時代かと思ったらバシキールの子供時代とか、色々うまーく編集されてて見てて面白かった。
主演のOleg Ivenkoはタタールスタンのバレエダンサー。
「確かに似てるかも」
と思ったな。
そして脇にちょろちょろ出てくるのは、ヌレエフ亡命時にホテルの同室だったユーリ・ソロヴィヨフ。
この人もすごいダンサーだったけどヌレエフ亡命後に謎の自殺というちょっとかわいそうな人。
それをセルゲイ・ポルーニンが演じてる。
ポルーニンといえばやんちゃで刺青だらけ。
でも彼をモスクワで見たときはとても素晴らしかったなぁ。
刺青をドーランで隠してたのバレバレだったけどね。一番前で見てたからw
そして写真も撮ったw

でも翌日には盗撮がyoutube上がってたのでロシアは自由だw
そういえばこの日ニコライ・ツェスカリーゼが見にきてたんだよね。それも興奮したなぁ。
話がずれましたが、、、、
その他俳優さんはわかりません(笑
ストーリーはヌレエフの人生を追い、そしてついに亡命シーン。
私自身もめっちゃドキドキした。
結果知ってるけどやっぱりドキドキするもんだわ。
あと思ったこといくつか
ヌレエフ版バレエ作品の男性振り付けはめちゃくちゃハード
「バレエは女性が華やかに踊るけど男性は突っ立ってるだけ。僕はそれはつまらないから、僕は女性になるんだ!」
みたいなことを言ってたが、なるほどねー。と思った。
パリ・オペラ座のヌレエフ版バレエを見てるとめっちゃ難しい振り付けで、
特に男の振り付けなんて「ヌレエフはドSだな」と思ったくらいで。
でも女性みたいにめちゃくちゃ踊ったり飛んだりしてしかもダイナミックなので、かなり納得だった。
ヌレエフが学校時代にうまくいかないとき、プーシキンが言った言葉
「ステップは論理である」
確かになぁ。パを1つ1つ組み立てるもんだもんな。
耳が若干痛いです。。。でもこれいい言葉だなぁ。アレグロ大好きだから特に。
なわけで久々の良いバレエ映画だけど、ちょっとしたヒューマンストーリでもありました。
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