アフリカ旅行にマラリア予防薬は必要か?

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旅行
マラロン

アフリカ旅行に行くと、必ず立ち向かわなくちゃならない問題。

それは「マラリア」です。

アフリカのほとんどの地域で、マラリアは発生しています。マラリアがないのは南アフリカや、エジプトなどのアフリカ北部地域ぐらいなんじゃないですかね。

そんなマラリアですが、予防薬があります。

でもこれはとても高いし、100%防げるってものでもない。

それでもマラリア予防薬って飲んだ方がいいのでしょうか?

今回は、マラリア予防薬を飲む・飲まないについて、書いてみたいと思います。

マラリア予防薬、欧米人ほど飲んでいる

アフリカ旅行に行くと、欧米人に会う確率は結構あります。みんなアフリカ大好きなのかな!(^^)!

そんな欧米人たち、大体マラリア予防薬を飲んでいます。

では日本人旅行者はというと、飲んでる人もいるけど、欧米人ほど飲んでないなぁっていう印象です。

そもそも私も最初は飲んでいませんでした。というか知らなかった。。。

その存在を知ったのは一番最初のアフリカ、ウガンダです。出会った欧米人がみんなマラリア予防薬を飲んでいたので、マラリア予防薬を知りました。英語だとMalaria Tabletって言います。

すべて彼らの真似をするわけじゃないけど、とりあえず今後のアフリカ旅行のためにも、マラリア予防薬について調べてみたんですね。

そしたら100%予防できるわけじゃないけど、マラリアになる確率がかなり減らせる、ということでした。

100%ではないけど、飲んでおいた方がマシかも

100%予防できるわけじゃないけど、高いお金を出してまでマラリア予防薬を買うかどうかですよね。

虫よけスプレーでなんとかするか、マラリア予防薬を利用するか。。。

結局、マラリア予防薬使うことにしました。

もちろんお金がかかります。大体、1週間分で1万円ぐらいでしょうか。

でもマラリアになった際のダメージを考えると、1万円って保険みたいな値段です。

マラリアになったら隔離されます。仕事も行けないし、命の危険もあるかもしれない。そして個室隔離になったら当然お金かかるよね?

また行った先で蚊に刺されるのをおびえたり、刺されて「マラリアどうしよう!」って悩んだりするのが面倒くさい。

だったら1万円払った方がいいなって結論に至りました。

おすすめはマラロン、副作用がありません

マラリア予防薬は何種類かありますが、その中でもマラロンは副作用が出ないことで人気です。

マラロン

他に「メフロキン」というマラリア予防薬があります。でもこれの副作用が「幻覚を見る」「悪夢を見る」とかなんかちょっとやばそうです。

「ドキシサイクリン」というマラリア予防薬もありますが、これについてはわからないです。もう副作用の部分で「マラロン」一択になってしまったので調べませんでした。。。(;^_^A

マラロンのお値段は医療機関によりますが、1粒500円ぐらいです。うわ、高い!(>_<)

しかもマラリア地域に行く2日前から飲み始め、滞在中ずっと飲み続けます。

さらにマラリア地域を出た後も7日間飲む必要があります。

ということは、1週間旅行だと16粒ぐらいで8000円ぐらいですかね。プラス医療機関の初診料取られて合計約1万円(保険適用外)。

さぁこの1万円を高いと取るか安いと取るか!

私は高いけど副作用があるよりマシかなって思うようにしています(;^_^A

どう考えるかは個人次第です

たかが1週間の旅行で高いマラリア予防薬なんて必要ないよ!

そう思うのなら、それでいいと思います。蚊よけ対策頑張ってください!

でも私は今後もマラリア予防薬飲むと思います。

蚊よけ対策も頑張るけど、刺されてもまだ心に余裕が持てるから。そして旅行を楽しみたいと思うからです。


あと、1つ重要なことを言っておきます。

マラリアは人から人へは感染しません。

ハマダラカっていう蚊に刺されると感染します。

なのでもし宿に高熱の出ている人がいて、マラリアの可能性が否めない場合でも、怖がらないでくださいね。

おまけ:コートジボワール国境で髄膜炎ワクチンを打った話

髄膜炎というのはアフリカ中央地帯で流行っている病気です。

脳の髄膜に感染して炎症を起こし、死んでしまうという病気です。

そして髄膜炎は飛沫感染するそうです。つまり感染者としゃべってたら知らない間に感染。。。ってことですね。

マラリアよりタチが悪いかもしれません。

そんな髄膜炎ですが、ワクチンがあるので予防が可能です。

そしてこのワクチン、コートジボワールの国境で打たされました(;^_^A

イエローカード

西アフリカでは大体どこの国境でも、「イエローカード」を見せる必要があります。

でも見せればおとがめなし。なんだか水戸黄門の印籠みたいな感じ(´艸`*)

でもガーナからコートジボワールへ抜けるときは、そうも行かなかった。

コートジボワール側のイミグレ手前、保健室みたいなところでイエローカードチェックするのですが

「髄膜炎ワクチン打たないとダメ。料金2500セイファーフラン」(セイファーフランは西アフリカの共通通貨)

と言われて仕方なく打ちました。

あんまり知らないところで注射打つのはなぁ、しかもアフリカで。。。

でも注射は使い捨てだったし、コートジボワール行かないと帰れないし、と思って注射しました。

筋肉注射の生ワクチンって人のよっては調子悪くなったりするそう。でも私は幸い調子悪くなることはありませんでした。

しかしこの髄膜炎ワクチン、日本で打つと20000円ぐらいするんですよね。

私は2500セイファーフラン。大体500円ぐらいで打てちゃいました。

結局は安く済んでよかった!ってなりましたが、アフリカで注射打っちゃうってちょっと怖いかもしれません(;^_^A

ちなみに髄膜炎は Meningite と言います。参考になればと思って書いときます!!

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