ラグビーワールドカップ出場国*トンガについての横知識

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観光名所ブローホール

2019年、ラグビーワールドカップ@日本!

やっとのことでワールドカップも日本開催と、うれしいばかりです。

出場国にはラグビーは強いが日本的にはマイナーな国も多数。

秘境トラベラーとしては、小さい国を応援したい!

ということで行ったことある国で、マイナーな国についての横知識を書いてみたいと思います。

今回はトンガについてです。行ったのは2019年1月。

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日曜日は全部休み!本当に本当にどこもやってない

トンガは、王国のルールで、日曜日働いちゃいけません。

大体みんな日曜日は教会行って、あとは食べて遊んで寝るだけという感じ。

なので旅行者も日曜日に滞在する場合は気を付ける必要があります。

例えば土曜日の夕方に、あらかじめスーパーで食料品などの買い物を済ませておく必要があります。

そしてホテルも「セキュリティはいるけど受付はお休み」と軽く言われてしまいますので、用事があったら土曜日中に済まる必要があります。

日曜日は、観光名所もレストランもショップも、全部全部全部休み!!

観光名所は入れなくて外からしか撮れないし(笑

フェンスの外からトンガのストーンヘンジを撮影(笑

観光名所の洞窟もライトついてないので携帯のライトで奥まで入っていったり
(管理人はいたので入らせてもらった。その辺の交渉事は結構容易)

日曜日休み!!!
けど管理人さんに融通利かせてもらって入った。洞窟。案外見事。

まぁそんな感じでした。

レストランだけ唯一やってるのは2軒ありましたが、これは現地の人に聞いたから行けたもんで、本当食べ損ねるところでした。。。

ナショナルキャリアはリアルトンガ、ただしいわくつき飛行機あり

トンガ王国にもナショナルキャリアがあります。

リアルトンガ航空です。

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トンガは島国の集合体なので、飛行機は重要です。

フェリーもあるけれど、移動はほぼ飛行機になります。

一応国際線もあります。

しかしですね、この航空会社、MA60という中国製の飛行機を持っています。

墜落率ぶっちぎりに高いと有名です。

そもそも太平洋の島国は中国大陸サイドか台湾サイドについてるかで分かれており、

大体半分は台湾の味方、半分は中国の味方です。

トンガは中国の味方。

なので中国からプレゼントされた中国製のMA60を持っています。

Tripadvisor見ても「MA60めっちゃ怖い!」みたいな投稿が多いですw

現地の人によると、今はスペアパーツがなくてあまり飛んでないとのことでした。それも怖いですがw

そしてリアルトンガは唯一、海外路線でサモアのアピア行きを飛ばしてますが、ここではMA60ではなくSAABを飛ばしてます。

これはサモアがMA60を拒否しているからのようです(;^_^A

私はこれに乗り安心しました(笑

リアルトンガのSAAB

そしてリアルトンガもっとびっくりなことが。

まず、チケットは手書きです。。

紙のチケット

さらに搭乗者リストも手書きでした。

また国内線ターミナルにはセキュリティスクリーニングなし!

荷物検査もせず、アナウンスがあったらそのまま搭乗します。



さすがに国際線だとセキュリティはあります。

トンガの首都、ヌクアロファからサモアまでは、Vava’uという町を経由して行きます。

Vava’u空港

ここにはイミグレーションとセキュリティスクリーニングはあります。

しかし壊れているから手で検査。しかも適当(笑

さらに国際線は100ml以上の液体物は持ち込めませんが、その時私は大きい2リットルサイズのペットボトルを持っていました。

飲み切るつもり・捨てるつもりで持ってましたが

「乗る前に飲み切ってね」

と言われるだけで、誰も見てないし、飲み切らなくてもお咎めなし(;^ω^)

さらにトイレがイミグレの外にしかなくて、イミグレが終わったあとに

「ちょっとトイレ行ってくる!戻ってくるから!」

って言って出ていくのも気軽。イミグレで出国してるのに、不法入国してトイレです(笑)

ということで、リアルトンガ、色々楽しかったですw

湊かなえさんは元々JICAのトンガ隊員

この街中にある小学校、湊かなえさんが教えてた学校。家庭科の先生で着任してたとか。

街中にあって便利な立地

楽しんで暮らしたんでしょうかね。。。

ここから、超有名な作家さんになるなんて、素晴らしいわ。

元々の文才に、こうゆうところまで来ちゃう勇気があるなんて、完璧だな。

日本から中古車も来ています。そしてそれがブランド

南太平洋の島国は、大体日本からの中古車がわんさかあります。

日本人って車乗り換えるの早いから、まだまだ乗れても「車検で高くつく」ってなって乗り換えますからね。

そんな車は南太平洋で大活躍です。

輸出時に書かれたんでしょうね。

輸出時に書いた行先と船の名前?

こんな感じで残してます。

消せないのかな?と思ったけど、これを残すことがブランドなんだそうです。

たまにフロントガラスにも残したまま乗ってる人がいました。

それはちょっと危なそう(;^_^A

でもめちゃくちゃ「輸入品」ってわかりやすいですね。

2019年1月、海底ケーブル破損事件

私の滞在は2泊3日と短かったですが、最終日の月曜日に何か様子がおかしいことに気が付きます。

ゲストハウスのネット使おうとしたら「ネットは使えない」と。

ネットを使おうとカフェに行ったら「ネットは使えない」と。

リアルトンガのオフィスに今日はちゃんと飛ぶのか確認しに行ったら「ネットつながってないからわからない」と。

一応ナショナルキャリアなのに。。。
でもその時は「国際線で相手国都合もあるので、国際線は大体何が何でも飛ぶ」と説明されて終了w

でもその前に行ったツバルで、

「インターネットのアンテナが壊れてて修理中」

って話をしてたから、そんな感じかなぁと軽く考えてました。


その後ニュースで見たら「トンガの海底ケーブルが破損した」とのニュース。

どうやら日曜日の夜に切れたらしいのです。

原因は船のアンカーがちょうど海底ケーブルに当たったとかで。

日本みたいな国なら海底ケーブルがたくさんありますが、トンガは小さい国なので1つしかありません。

もう致命的、何もできない。

ネットどころか、送金ができない。

何が困るって、トンガ人の収入のほとんどは外に出稼ぎしているトンガ人からの送金なのです。

つまり、受け取れない(◎_◎;)

これは大変だわー。

復旧には2週間かかる、かも?と言われていました。

でもこの国の言う2週間は信用なりません。あくまでも島タイムで計算しないと。。。

のちほどのニュースでは、

衛星しか使えないから衛星使うために人が行列してたりとか

FACEBOOKを国が一時的に停止したりとか

もう大変だったらしいです

私はネットなくても大丈夫な体制だったし、リアルトンガの紙チケットのおかげ(?)でサモアに抜けれましたが、大変だったんだな。。。と。

でもいいところあるよトンガ

8月はクジラシーズン!

ヴァヴァウという、第二の都市はめちゃくちゃ田舎ですが、ここは8月になるとクジラが出ることで有名です。

日本からもツアーをやっているみたいです。

伝統衣装は腰みの

意外とこれがかっこいいのですよ。

トンガの人はこれがないと落ち着かないらしい。

日本人的に言うと袴履かないで着物だけみたいな感覚なんだと思います。

教会へは正装で

やっぱりビーチはきれい

天気はイマイチでしたが、それでもさすが南太平洋。海はきれい。



日本からトンガへの行き方

トンガへは、

ニュージーランド航空でオークランドから

フィジー航空でナンディから

アクセスするのがメジャーです。

遠いのでお高いですが、ユナイテッド航空の特典航空券で出てくることもありますので要チェック!

以上、トンガ王国についての横知識でした!

あわせてどうぞ、ラグビーワールドカップ出場国の横知識

まとめはこちら

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