ラグビーワールドカップ出場国*サモアについての横知識

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旅行
サモアの時計台

ラグビーワールドカップに出る国で、行ったことがある国が出ると、かなりうれしい(*^▽^*)

しかもそれがマイナー国だと、さらにうれしい(*^▽^*)

色々を書いてみたくなり、書いています。

今回はサモアです。

しかし24時間しかいなかったので島1周とかできず、ちょっとしかない(笑

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サモアと米領サモアは違います

サモアと米領サモアは、サモアは独立国、米領サモアはアメリカ領です。

サモアの首都はアピア、上の写真に「サモア」って書いてあるけど、首都は右の島にあります。

国際空港も右の島にあります。

そして赤線またいで、右が米領サモア。

米領サモアへはサモアのローカル線SAMOA航空と、ハワイアン航空がハワイから飛んでます。

この微妙な距離ですが、持てる権利が断然違います。

アメリカのパスポートか、サモアのパスポート
アメリカの教育か、サモアの教育(アメリカの大学にまで行ける権利とか含めて)
アメリカの国民権(市民権はないけど)、サモアの国民権

世界的にどっちが良いかと言われたら。。。やっぱり米領サモアだ。


宿でサモア生まれで今は米領サモア籍の人に会ったので、色々聞けました。

  • サモアから米領サモアに移住する人は多く、けどハードルは高いらしい。
  • 最近は韓国系移民も多いが、彼らは得た利益を本国に戻してしまうため、米領サモアにとってはあまり利益がなく、あまり好かれてないとのことだった(宿で会った米領サモア人いわく)。
  • 米領サモアにはヤム芋がないから、ヤム芋チップスを大量に買って帰る(笑
  • サモアと米領サモアは離れていないのに、日付変更線を超えるため、日にちが違う。

って話したかなぁ(笑

もちろん、今回ワールドカップ出場してるのは、独立国のサモアです。

タトゥの起源はサモアだ!

日本の入れ墨ではないけど、海外にあるタトゥの起源はサモアだって、サモア人が言ってました。

伝統的なタトゥ

タトゥを掘ることは、神聖なる行い

サモアの市内にカルチャーセンターがあり、そこでタトゥを掘ってるのですが、撮影禁止でした。

これは神聖な作業なので、写真はダメとのことでした。

サモアの男性は大人になったらタトゥを掘ることが「男の証」みたいなものだったそうです。

最近では全部やる人が減ったようですが、やっぱりおじいさんやお父さんなんかがやってると憧れて

「僕もやりたい!」

と思うものらしいです。

タトゥを掘るのは大変!

タトゥは一気に全部掘るのではなく、11パーツだったか、それぐらいに分けて行うそう。

腕に足(片方ずつ)、背中、などなど、1回はパーツごとに行うそうです。

掘りあがったら、その後は落ち着くまで2時間ごとに水シャワーを浴びなければならないそう。

最後はなんとおへその中。めちゃくちゃ痛そう、ってか痛いらしい(;^ω^)

作業は伝統的なやり方なので、自然で出来た染料と、肌に入れ込む針みたいなのと、木づちで細かくコンコンやっていきます

当然痛いそうです((;^_^A

サモアのタトゥ師は神聖業

誰でもタトゥを掘っていいものではなく、家業として伝統を継承してきた2家族のメンバーしか掘れないんだそうです。

作業はタトゥを掘る人と、打ってるところの皮膚を伸ばしてあげる人がいます。

掘られている本人はスマホ見たりしてじーっとしてます。

タトゥの模様は決まりがなく、インスピレーションでやってるとのこと。

伝統も含めてその辺も継いできてるんでしょうねー。

サモアのタトゥ師は海外にも有名

当然タトゥの起源はサモアってのは世界のタトゥ愛好家さんにはとても有名で、世界のタトゥコンベンションなんかがあると、サモアの伝統継承家族のメンバーが尊敬の意を持ってご招待されるそうです。

しかしこの伝統的な染料と手法が「衛生的に微妙」ってWHOや招待する国側が文句言ったりとかして、大変らしいですわw

当然世界のタトゥ好きは、彼らにやってほしい人も多数いるらしいです。

でもサモアに行って彼らにやってもらうのは、アポイントメント取れば可能だそうです。

なので宿や帰りの空港で、入れたてのタトゥしてた人をちらほら見かけました。

みんなめちゃくちゃ笑顔。やってもらって良かったねぇ(*^▽^*)と言っちゃうくらい、幸せそう。





個人的に見てて、伝統的タトゥはその辺のアートみたいなタトゥと比べると

かっこいい!!!!

本気でそう思いました。

伝統的な幾何学模様というか、それがとてもかっこいいと思いました。

料理は男性の仕事

火を起こして仕事中

ココナッツもぎ取ったり

バナナリーフでお皿や籠作ったり

火を起こして石を燃やし、石焼状態で具材を置いたり

これらは全部男性の仕事だそうですよ。

確かに結構な肉体労働ですよねー。

日本の旦那さん方に聞かせてやりたい人が絶対いるはずw

首都アピア市内にあるサモアカルチャーセンターは、この伝統文化のショー(ショーってより文化紹介)を毎日10時からやってます。無料でごはんつき。文化も体験できてとてもお得!

私は空港に行く時間になったため、食べれなかったけど(´;ω;`)


サモアの伝統的な家には、とても大きなバルコニーがある

あまり写真よくないですが手前がバルコニー
本当に集会所みたいなスタイル

道路を走ってると家々がたくさんありますが、どの家もとても広いバルコニーやら集会所が目につきます。

このバルコニーはただのバルコニーではなく、家族行事、家族パーティ、お葬式までなんでもやるスペースだそうです。

ちなみに一軒家が多いですが、こうゆうバルコニーつきの家は必ず中心にあり、その周りは全部親戚の家だそうです。

つまり、本家に分家みたいなやつ。

家についてるバルコニータイプだと、リビングみたいにソファ置いてたりします。

また通常はみんなで集まってグダグダしゃべったり、子供がかけっこしてたり、用途色々です。

家族の集会所があるなんて、そりゃあ家族が密になるわけですねぇ。

ちなみにこの話はタクシーの運転手に聞きました。

サモアへの行き方

ニュージーランド航空でオークランドから、あるいはフィジー航空でナンディから行けます。

ニュージーランド航空ならユナイテッド航空の特典航空券が運が良ければ出てきますよ。

フィジー航空も最近One World Connectに加盟したので、アメリカン航空のマイルがあるなら特典航空券があるかもしれません(未確認ですが他のもっとマイナー国で出てきたからきっとある)

航空券が案外高いので特典で行くか、南太平洋周遊の一部で行くかするのがおススメです。

またトンガからサモアへも、リアルトンガ航空が飛んでます。

トンガのプライドなのか、必ず飛ぶしあまり遅れませんw でも高かった(;^ω^)



以上サモアについてのお話でした!!

あわせてどうぞ、ラグビーワールドカップ出場国の横知識

まとめはこちら

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